2,950万円で買付証明書を出した中古マンションは、契約に至りませんでした。売主側で別の購入希望者との話が進んだためです。住宅ローンの本審査で否決されたわけではありません。
その後、私たち夫婦は次の物件をすぐに探すのではなく、住宅購入を4〜5年後に延期することにしました。何を考えてそう決めたのか、質問に答える形で整理します。
物件を探し始める前に決めていた条件は、中古マンション購入で譲れない5つの条件にまとめています。
その後、複数の物件を見て分かったことは中古マンションの内見で確認したい7つのポイント、買付証明書を提出した後にローン条件を調べ直した経緯は住宅ローンの条件を改めて確認したことで記録しています。
Q. 購入できないと聞いたとき、どう感じましたか?
もちろん、マンションを買いたかったので残念でした。価格面では話が進み、契約に向けた準備もしていたからです。
一方で、住宅ローンの条件を調べるうちに、私たちには勤続年数や自己資金など、もう少し整えたい点も見えていました。立ち止まってそれを考え直せたことは、今ではよかったと思っています。
Q. なぜ別の物件をすぐに探さないのですか?
今のまま別の家を見つけても、ローンや自己資金の条件が変わらなければ、また途中で諦めることになるかもしれません。それなら、先に準備を進めたいと思いました。
今の住まいは家賃が月8万円ほどで、通勤経路も悪くありません。急いで引っ越す必要はないので、もうしばらくここで暮らしながら貯蓄を続けることにしました。
Q. それでも家を買いたかった理由は?
一番は、夫婦の「自分たちの家」と呼べる場所が欲しかったからです。インフレを考えると、住まいを持つことが資産を守る一つの方法にもなると、私は感じていました。
ただ、家の価値が必ず上がるわけではありません。住宅ローンの金利が上がれば、返済の負担も増えます。買いたい気持ちはあっても、無理な条件で契約するつもりはありませんでした。
Q. 今回のローン検討で何が分かりましたか?
妻を主債務者とし、永住権のない私の収入を合算する予定でした。ところが、私の収入をどのような条件で合算できるかは銀行ごとに違いました。私自身の勤続年数もまだ短く、希望する条件で借りられるかは確定していませんでした。
日本人の妻が主債務者でも、永住権のない私を収入合算に入れるには厳しい条件が付く銀行もありました。私たちが望む条件で選択肢を広げるには、永住権取得が一つの鍵になると感じます。ただし、今回の物件を買えなかった直接の理由は、別の購入希望者との契約が進んだことです。
Q. 4〜5年で何を準備しますか?
夫婦の総資産1,600万円以上を一つの目標にします。同時に勤続年数を積み重ね、私自身の永住権取得も目指したいです。

私の今の計画では、永住権の申請を目指すのは約4年後です。その後の審査にかかる時間も考え、住宅購入は4〜5年先を考えています。申請や審査が予定どおり進むとは限らないので、その時点の条件で判断します。
今回のマンションは買いたかったです。それでも、次に同じ後悔をしないために、今は自己資金、勤続年数、在留資格の準備を進めます。もう一度家を探すときは、夫婦が納得できる条件で挑戦したいと思います。

