未経験から経理に転職するなら簿記2級は必要?3級で入社した私の経験

未経験から経理へ転職し、簿記2級を目指すSDキャラクター 仕事・学び

未経験から経理に転職したいなら、簿記2級は必須なのでしょうか。

結論から言うと、簿記2級がなければ未経験から経理に転職できないわけではありません。私自身、簿記3級を取得した状態で、未経験から物流会社の経理職に転職しました。

ただし、経理として次の転職やステップアップを考えるなら、働き始めてからできるだけ早く2級を取得しておいたほうがよいと考えています。その後、私は働きながら勉強し、約4か月後に2級へ合格しました。

旅館での仕事と、最初の経理職

経理職に就く前は、旅館で接客やレストランの業務をしていました。その一方で、毎日の売上と小口現金の管理、現金で支払った経費の会計システムへの入力も担当していました。

数字や現金に触れてはいましたが、企業の経理部門で働いた経験はありません。妻とオーストラリアから帰国した後に日商簿記3級を取得し、経理職に応募しました。

一番難しかったのは、実務経験が浅いことに加え、年齢や外国籍という条件もある中で、応募できる会社を見つけることでした。

2025年8月に入社した物流会社は韓国系の企業で、経歴だけでなく人柄を重視する採用でした。そうした会社に出会えたことは、私にとって大きかったです。

私自身、簿記3級で最初の経理職に就きました。ただ、一社目に入社できたことと、次の転職先を選べることは別だと考えています。

簿記2級を早めに取っておきたい理由

未経験者を採用する会社は、仕事を教えながら育てる必要があります。実務経験も会計の知識もまだ少ない場合、会社側が教えることは多くなります。応募する側として、基礎を学んでおくことには意味があると思います。

簿記3級でも採用してくれる会社はあります。ただ、未経験者に任せる仕事が伝票入力などから始まることもあるでしょう。最初はそこから経験を積めばよいと思います。

私が2級を早めに勧めるのは、同じ会社に長く勤めることだけを前提にしたくないからです。経理の仕事そのものは合っていても、職場の雰囲気や働く環境が自分に合わないことはあります。そのとき、次の会社へ移る選択肢を持っておきたいと思いました。

経理の実務経験に簿記3級を加えて応募する場合と、2級も取得して応募する場合では、伝えられる知識の幅が違います。2級だけで希望する会社に採用されるわけではありませんが、次の転職を考えるときに、実務経験と一緒に示せる材料を増やしておきたかったのです。

入社後、約4か月かけて簿記2級に合格した

2025年8月に物流会社へ入社し、10月から簿記2級の勉強に力を入れました。合格したのは2026年1月末です。

もともと勉強は好きではなく、数学にも自信がありませんでした。それでも、簿記には決まった考え方があり、問題を繰り返せば少しずつ解けるようになるのではないかと思いました。

働きながら勉強時間をつくり、数か月続けるのは簡単ではありません。最初はうまく解けなかった問題も、繰り返すうちに「なぜこの答えになるのか」が分かるようになっていきました。その積み重ねで、2級に合格できました。

2級に合格してから、当時の担当業務がすぐに変わったわけではありません。私にとって2級は、その会社で新しい仕事を任せてもらうためだけの資格ではなく、次のステップに進みたいときのために取っておきたい資格でした。

未経験から始める人へ

年齢や経歴を考えると、今から新しい職種に挑戦するのは難しいと感じるかもしれません。私も未経験の経理職に応募する際、簡単ではないと感じました。

それでも、旅館で扱っていた売上や現金の仕事を整理し、簿記3級を取って応募するところから始めました。入社後には2級を学びました。一度にすべてをそろえたわけではありません。

私の考えは、まず3級で基礎を学び、応募できる求人には挑戦する。そして経理として次の会社にも挑戦できるよう、できるだけ早い段階で2級を目指す、というものです。最初から2級を取って応募する道もありますが、3級から働き始める道もあります。

外国籍の私でも日本で最初の経理職に就き、その後も学び続けることができました。未経験というだけで最初から諦めず、自分がすでに経験した仕事との接点を探してほしいと思います。

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